いまさらだけど…ファイナルファイトのパッチプログラムと差分データ
0.著作権など 本プログラム群及びそのドキュメントは、(株)カプコンとは何の関 係もありません。 FFP.X , M2MOP8.BFD , PCM8.BFD は、フリーソフトウェアです。 FFP.X の著作権は 松永直樹 に保留されますが、改変は自由としま す。 M2MOP8.BFD , PCM8.BFD を用いて更新を行なったファイルは、更新 前と同じ扱いを行なって下さい。 PCM8FF.X は PCM8.X と同じ扱いを行ってください。 本プログラム群を使用した、またはしなかったことによって生じた いかなる損害についての責任は負い兼ねます。御了承下さい。
1.動作確認 以下の使用環境での動作を確認しています。 CZ-500C RAM 12MB Coprocessor あり 25 MHz Cache On/Off 以下のバージョンの FF.X に対応しています。 FF X 472500 92-06-19 14:32:12 ※パッチを当てることはできますが、実行できるかは確認できて いません。 FF X 472500 93-04-25 20:46:08 ※62号の 030 パッチを当てたものです。
2.インストールの前に PCM8.X を利用してゲーム中の効果音を多重再生させる場合、以下の ファイルにパッチを当てる必要があります。 M2MOPC X 10228 92-04-22 9:38:50 →M2MOP8 X 1534 00-05-05 12:00:00 場合によっては PCM8.X にもパッチを当てる(→6)か、 PCM8FF.X (→7)を利用してください。 PCM8 X 28468 93-04-10 0:00:00 →PCM8 X 28472 00-06-01 12:00:00 PCM8FF X 8620 00-06-01 12:00:00
3.本プログラムのインストール方法(環境により4通りあります) ━───────────────────────────────── A.ハードディスクなどにすでにインストールしてあり、効果音を多 重再生させない場合 ファイナルファイトがインストールされているディレクトリに FFP.X を入れてください。 次に、起動バッチファイルを同じディレクトリに作成します。 【起動バッチファイルの例】 - - - - - - - - - - - - - - - - - - echo off m2 opm3ff m2mopc m2mopc -c8 -p8 -o1 mopv -m drums.mop seq2 FFP - - - - - - - - - - - - - - - - - - 以上でインストール作業は終了です。 十分な空きメモリとドライブ0にファイナルファイトシステム ディスクが存在すれば、このバッチファイルを起動するだけで、 ファイナルファイトが楽しめます。 ━───────────────────────────────── B.ハードディスクなどにすでにインストールしてあり、効果音を多 重再生させる場合 ファイナルファイトがインストールされているディレクトリに FFP.X , M2MOP8.X , PCM8.X ( , ADPCMファイル ) を入れてく ださい。 次に、起動バッチファイルを同じディレクトリに作成します。 【起動バッチファイルの例】 - - - - - - - - - - - - - - - - - - echo off PCM8 m2 opm3ff M2MOP8 mopv -m drums.mop seq2 FFP -O - - - - - - - - - - - - - - - - - - 以上でインストール作業は終了です。 十分な空きメモリとドライブ0にファイナルファイトシステム ディスクが存在すれば、このバッチファイルを起動するだけで、 ファイナルファイトが楽しめます。 ━───────────────────────────────── C.フロッピーだけでプレイし、効果音を多重再生させない場合 Human68k と COMMAND.X の入ったディスクを1枚用意し、その ディスクにファイナルファイトシステムディスクから以下のファ イルをコピーしてください。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - M2 X 5362 92-04-21 11:56:28 OPM3FF X 11226 92-04-29 17:55:52 M2MOPC X 10228 92-04-22 9:38:50 MOPV X 1262 91-11-02 14:41:32 SEQ2 X 3840 92-03-13 9:28:46 DRUMS MOP 44838 92-04-21 13:19:26 FF X 472500 92-06-19 14:32:12 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 同時に、FFP.X もこのディスクにコピーしてください。 ※62号の 030 パッチを当てた方は、M2.X と FF.X を差し替え てください。 次に CONFIG.SYS と AUTOEXEC.BAT を作成します。 【 CONFIG.SYS の例】 - - - - - - - - - - - - - - - - - - FILES = 20 BUFFERS = 20 - - - - - - - - - - - - - - - - - - 【 AUTOEXEC.BAT の例】 - - - - - - - - - - - - - - - - - - echo off m2 opm3ff m2mopc m2mopc -c8 -p8 -o1 mopv -m drums.mop seq2 FFP -F - - - - - - - - - - - - - - - - - - 以上でインストール作業は終了です。 出来上った起動用フロッピーをドライブ0に入れてリセットボ タンを押し、[OPT.1] キーを押しながら起動して下さい。 そうするとキーディスクの挿入指示が表示されて、フロッピー が飛び出しますので、ファイナルファイトシステムディスクと交 換してください。 ━───────────────────────────────── D.フロッピーだけでプレイし、効果音を多重再生させる場合 Human68k と COMMAND.X の入ったディスクを1枚用意し、その ディスクにファイナルファイトシステムディスクから以下のファ イルをコピーしてください。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - M2 X 5362 92-04-21 11:56:28 OPM3FF X 11226 92-04-29 17:55:52 MOPV X 1262 91-11-02 14:41:32 SEQ2 X 3840 92-03-13 9:28:46 DRUMS MOP 44838 92-04-21 13:19:26 FF X 472500 92-06-19 14:32:12 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 同時に、FFP.X , M2MOP8.X , PCM8.X ( , ADPCMファイル )も このディスクにコピーしてください。 ※62号の 030 パッチを当てた方は、M2.X と FF.X を差し替え てください。 次に CONFIG.SYS と AUTOEXEC.BAT を作成します。 【 CONFIG.SYS の例】 - - - - - - - - - - - - - - - - - - FILES = 20 BUFFERS = 20 - - - - - - - - - - - - - - - - - - 【 AUTOEXEC.BAT の例】 - - - - - - - - - - - - - - - - - - echo off PCM8 m2 opm3ff M2MOP8 mopv -m drums.mop seq2 FFP -F -O - - - - - - - - - - - - - - - - - - 以上でインストール作業は終了です。 出来上った起動用フロッピーをドライブ0に入れてリセットボ タンを押し、[OPT.1] キーを押しながら起動して下さい。 そうするとキーディスクの挿入指示が表示されて、フロッピー が飛び出しますので、ファイナルファイトシステムディスクと交 換してください。
4.オプションスイッチ解説 -f フロッピーから起動する際には必ず指定してください。 ※ドライブ0・1のドライブ名をあらかじめA・Bにし ておかないと正常に動作しないでしょう。(← 手抜き) -m OPTION MODE で PLAYER の項目を 01 にすると... 2人で遊ぶ際に指定しておくとよいでしょう。 -o PCM8.X を利用してゲーム中の効果音を多重再生させま す。 ADPCM データを用意することで通常では(データがな くて)再生されないはずの効果音も再生できます。 ※ M2MOPC.X ではなく M2MOP8.X を登録させておく必要 があります。(← これも手抜き) -p<str> ファイル検索パスを指定します。 ※ -f 指定時は A:¥;B:¥; が指定されます。 -c<num> CRT MODE 0...512x256 15kHz 1...384x256 15kHz 2...512x256 31kHz 3...512x256 31kHz (HSP) 4...384x256 31kHz 5...384x256 31kHz (HSP) ※ -r<num> ではありません。 -e<num> EXTEND 0...100000 pts 1...200000 pts 2...100000,200000 every 3...NON EXTEND -g<num> GAME LEVEL 0...EASY 1...NORMAL 2...HARD 3...HARDEST -l<num> PLAYER 1...01 2...02 3...03 4...04
5. -o スイッチ指定時の PCM8.X 利用状況(常時) チャンネル0 PCMドラム チャンネル1 プレイヤー1 チャンネル2 プレイヤー2 チャンネル3 爆発・ニューハーフ チャンネル4 ダムド・ソドム・おじさんたち チャンネル5 ヒット・ガードなど チャンネル6 転倒・1UPなど チャンネル7 口笛・発砲・発射・アビゲイル・ベルガーなど
6. -o スイッチ指定時に読み込む ADPCM ファイル名 カレントディレクトリに(← 手抜き →)以下のファイルがあると、 自動的に読み込んでチャンネル7から再生します。 ROUND 2 FF33.PCM 地下鉄が停止する時(通常) FF34.PCM 地下鉄が動いている時(リンクアレイチェイン) FF1A.PCM 観客の声(リンクアレイチェイン) ROUND 4 FF3F.PCM 吹き上がる炎(通常) ROUND 4,6 FF30.PCM エレベーター(通常) FF31.PCM エレベーター(リンクアレイチェイン) FF32.PCM エレベーター(通常) ※ 32 → 30 → 31 → 32 の順で再生します なお、PCM8.X にパッチを当てておかないとチェイン動作を終了して しまいます( v0.48b )。
7. PCM8.X v0.48b+00 , PCM8FF.X PCM8.X v0.48b+00 はリンクアレイチェイン出力時、次のテーブル のアドレスが奇数(=エラー)であるかチェックしている部分がおか しかった( bit0 ではなく bit1 を調べていた)部分を修正してあり ます。あと、内部ワークが 16 バイト境界になっています。 PCM8FF.X は PCM8.X v0.48b (c)H.Etoh を勝手に改造(?)した機 能限定版です。 以下の機能のみ利用できます。 $000x 通常出力 D1.L = #$00_08_04_03 とみなされます。 D2.L が負の場合、誤動作します。 $0027 リンクアレイチェイン出力(チャンネル7) 次のテーブルのアドレスが0(=終了)または奇数(=エラー) であるかチェックしていません。 $008x データ長問い合わせ リンクアレイチェイン出力の場合、D0.L に正の値が戻ります。 $01fe 常駐解除の禁止 $01ff 常駐解除の許可 $ffff 常駐解除
8.注意点 オリジナルをプレイしたことがありませんので、(特に)再生部分 がおかしいかもしれません。 ADPCM データのサイズは 64KB 未満でないと読み込みません。 -o スイッチ指定時はCPUパワー(とメモリ)がないとつらいでしょ う(少なくとも常時3チャンネルは使用しているでしょうし...)。 残念ながら DOS 環境に復帰する機能はありません。
9.配布について FFP001.LZH の配布は自由です。ただし、FFP.X 以外は改変してはな りません(変更部分のドキュメントの追加は可)。
10.謝辞 本プログラムの開発の際に以下のプログラムを使用させていただき ました。 作者の方々に多大な感謝を致します。(敬称略) CRTC.X Ver.1.00 Taka2 DB.X version 3.02 SHARP/Hudson DIS.X version 2.78 K.Abe/R.Shimizu ED.X Ver 1.03 SHARP/Hudson HAS.X v3.09+87 Y.Nakamura/M.Kamada HLK.X v3.01 SALT PCM8.X version 0.48b H.Etoh
(EOF)